🦐 ワンますニュースは、少し違う場所になります
今年の1月から、論文やエビデンスを中心に紹介してきました。
読んでくださったみなさま、本当にありがとうございます。
いろんなメッセージやコメントを多方面からいただいており、ニュースレターという形で情報を届けることの重要さをひしひしと感じております。
一方、テクノロジーの進歩によって、状況は大きく変わっています。
もともと、『読むワンますラジオ』として、厳選した論文を紹介するコンセプトではじめてきた、ニュースレターでした。
しかし、毎回の放送については、noteというプラットフォームで、簡単に公開できるようになりました。
そうなってくると、論文の紹介をnoteとニュースレターの両方で続けていくと、情報が重なってしまうのではないかと、考えるようになりました。
そこで、せっかくクローズドなニュースレターで120名以上の先生方に情報を届けるのであれば、「ぼくにしか書けないことを、もっと書いたほうがいいのではないか。」と考えるようになりました。
実は、ぼくが一番やってきた仕事
多くの方は、ぼくに対して「産科麻酔の人」というイメージを持っていると思います。
もちろん、それは間違っていません。
でも、20年以上麻酔科医として働いてきて、自分がやってきたことを棚卸しをしていて気付いたことがあります。
ぼくが一番時間を使ってきたのは、麻酔そのものではありませんでした。
組織を変えることでした。
マニュアルを作る。
システムを作る。
データベースを作る。
働き方を変える。
医局を辞めない組織に変える。
制度を現場へ落とし込む。
振り返ると、ずっとそんな仕事をしてきました。
そして、これはアカデミックな活動には反映されません。
学会でもあまり話してきませんでした。
急性疼痛管理チームの立ち上げ、臨床研究教育プログラムの構築、現場が納得できるちゃんとした医師働き方改革……
一緒に働いていた先生たちなら、「そうそう」と首がもげるくらいうなずく話ばかりです。
ここから先、ワンますニュースでは、そういった話も少しずつ書いていこうと思います。
これからの情報発信はこうなります
これまで少し重なっていた部分もあったので、役割を整理します。
𝕏(@yusuke_mazda)はまだ本格的に再開はしておりませんが、2027年頃から再起動していこうと今は考えています。
それ以外の産科麻酔に関する情報発信について、
1. ワンますラジオ 📻
月・水・金の朝6:00から、週3回配信しています。
通勤や仕事とのすきま時間に、耳から学びたい方向け。
決まった時間に決まったことをしていく、地道にコツコツ淡々とやる人には、学習リズムがつきやすいです。
【番外編】
ワンますラジオでは、200回を記念して、ゆるキャラを募集しています。
応募者全員とオンラインミーティング(なんでも相談に乗ります)&
ゆるキャラに選ばれた方のところには、ぼくが無償で講演に伺います!!
応募はコチラから
2. ワンますノート 📝
noteというプラットフォームで、火・木の朝7:00、週2回ワンますラジオで話した内容を、文字起こしして、まとめて整えたものを公開しています。
文字でワンますラジオの情報を追いたい人向け。ただ、文字起こしや投稿の頻度を考慮すると、すこしラジオよりも情報が遅くなっています。
3. ワンますニュース 📨
ここは、ちょっとだけ違う場所になります。
これまでは、ワンますラジオで届けた情報を文字にすることがメインでした。
しかし、冒頭でお伝えしたとおり、noteとの棲み分けが混在してきたこともあり、医学を深めるというよりも、医療を整えるコツのようなものを共有していこうと思います。
表ではあまり話してこなかったこと。
新しいプロジェクトをどう立ち上げたのか。
どうやって当直明けフリー100%を達成できるようになったのか。
なぜ埼玉医大総合医療センター麻酔科では、医局員が50人を超えたのか。
海外の臨床現場で何を見てきたのか。
医療品質改善プロジェクトで、何を実践してきたのか。
厚生労働省で行政側から見た麻酔科業界について、何を考えていたのか。
そういう一次情報を書いていこうと思います。
10年後も残る場所にしたい
これまでぼくは、産科麻酔を中心に、好き勝手いろんなことをさせていただきました。
産科麻酔の黎明期から、トロントでの臨床生活、産科麻酔科の診療部長、学術雑誌のエディター、厚生労働省医系技官まで、ほんとうに多くの先生方に支えられてきました。
産科麻酔関連の講演をするたびに、若い先生から
「産科麻酔を学びたい。でも、国内留学は難しい。」
「症例はたくさんあるけど、ちゃんと指導してくれる先輩がいない。」
そういったニーズに対して、学会の講演や産科麻酔のフェローシップだけでは、限界にきているような気がしてきました。
学会講演で学ぶだけではなく、毎日継続的に産科麻酔を中心に学びたい。
そんな気持ちに応えるために、2025年3月17日から、突然#ワンますラジオを始めました。
厚労省の仕事のかたわら、論文を読んで紹介して、コメントをつける。
半分自分の学びを共有するような形で始めたワンますラジオも200回を越え、総再生時間が1,200時間……まる50日、ラジオが再生されてきました。
いくら喋るのが好きなぼくでも、ここまでずっと喋り続けることはできません。
でも、ラジオという媒体を通じて、みなさんが耳を傾けて下さったおかげです。
一方で、ラジオはなかなか時間がない。
耳から学ぶのに慣れない。
そういった声もいただくようになりました。
ぼく自身は、常態的に音声配信で学んできたのですが、臨床で忙しい先生方にとって、一番時短で情報収集できるのは、文字情報だと思って、ワンますニュースを始めました。
データを見ると、このワンますニュースも、ここ半年で2,000回以上、読んでいただいているようです。本当にみなさまが楽しく読んでいただいているのが、励みになっております。
すこしずつ、特に宣伝することもなく、ワンますの輪が広がっていくのは、ひとえに先生方のご紹介の賜物だと思っております。
今回の方向転換で、最初は少し戸惑う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、10年後に振り返った時、「こういう方向に変わって良かった」と思っていただけるような場所に育てたいと思っています。
引き続き先生方の臨床に役立つ情報を、さまざまな方向からお届けしてまいります。
ワンますニュースは、産科麻酔を学ぶ場所であると同時に、医療の現場を少しずつ良くしていくための場所に育てていきます。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
100人以上の方達が購読中
いつでも購読解除可能です